基礎とはなに?
古く、古代ギリシャ時代から、パラドックスは言葉の定義の曖昧から生まれると言われています。今日の教育現場の多くのパラドックスは、使われている言葉の定義が明確でないことが原因と私は思います。
教育現場で最も耳にする言葉の一つである「基礎」という言葉があります。基礎とは何という問いに対して、明確に答えられる人がどのくらいいるでしょうか。
私自身、学生時代には、幾度となく基礎とは何という質問を、機会あるごとにしてきましが、私が納得できたか否かは別として、多くは回答さえ得ることができませんでした。
その後、私なりの基礎の定義を考えましたので、ここにご紹介いたします。
基礎は英語でbaseと言いますが、私は基礎を理解するにはfoundationという単語を推薦いたします。foundationには基礎以外にも、基金や出発点などの意味があります。このことから、基礎とは出発点に立つまでに必要な事柄と定義することができます。
「先立つものは金」と言いますが、この言葉はある意味では基礎を理解するには的を得ている先人の知恵とも言えます。つまりお金が無ければ、スタートライン(出発点)にも立てないのであります。
つまり、基礎とは、あるレースのスタートラインに立つ為の資格能力です。
一方で、あるレースという曖昧も気になります。この曖昧さが、「基礎だから・・・」という水戸黄門の印籠のように使われる理由の第一原因です。
例えば、100mレースには、レベルの異なる学校の運動会、国体、さらにはオリンピックなど世界大会もあります。
当然、これらのレースのスタートラインに立つ為の能力は全く異なります。つまり基礎のレベルが異なることを意味します。
結論はこうです。
基礎という言葉を聴いたら、どのレベル基礎なのかを自問自答してください。過度な高いレベルの基礎トレーニングは体を壊します。(脳を壊す)
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